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開け屋根!の家


このj建物は店舗併用の住宅ということで店舗を前面道路側に配置しなければならず住宅部の採光は中庭から取り入れるプランとし、また幼い子供を持つ施主に雨の日でも自由に遊べる開閉式の屋根を持つ中庭とコンクリートの蓄熱性を利用した沖縄型の省エネ住宅を提案しました。

沖縄の一般家庭の消費エネルギー割合は冷房と給湯を合わせ全体の約4割に達します。
また、沖縄は緯度が低いため冬でも太陽高度が高く屋根面に日射が降り注ぎ夏にはコンクリートは60℃以上になり冬でも晴天日には35℃を超えます。

そこで両方のエネルギーを削減する案として屋根の断熱性を上げ冷房エネルギーを抑え、またコンクリートに蓄熱された熱を利用した温水システムを開発(現在特許出願中)し給湯エネルギーを抑えることにした。

完成後家族構成が同じ住宅のプロパンガスの消費量を1年間比較したところ約36%の削減に成功しました。



晴れた日には屋根を開くと南からの心地良い風が吹き抜けていく空間にしました。





約16畳の中庭は屋根を閉じると雨の日でも子供達が自由に遊べる「もうひとつの部屋」となっています。





敷地の南側に面した中庭への出入り口。

来訪者は家の中を通らず中庭へ出入りできるようにし、南からの夏風は中庭を通って上部へ吹き抜けていきます。





玄関ポーチ





玄関脇の大きなシュークローク





キッチン裏側のカウンター。

奥に見える開口はパントリー入口





パントリー内に設けた小さな主婦のコーナー。





パントリー内部


たくさんのものが収納できる大きなパントリー。





パウダールーム入口

パウダールーム入口横にタオルなど収納できる棚を設けました。





パウダールーム






パウダールーム

客用のトイレを別に設けたので奥のトイレは個室とならないようドアを付けず仕切りもガラスブロックとし光あふれるパウダールームとしました。





パウダールーム奥のトイレ

トイレの向かい側は浴室となっています。





パウダールーム内から家族用クローゼットへの入口







家族用クローゼット

夏には冬物、冬には夏物と季節ごとに衣類を入れ替えできるよう独立したクローゼットをパウダールーム隣に設けここで入浴後の着替えなどもここでできるような空間にしました。