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〒906-0006 沖縄県宮古島市平良西仲宗根448-2 1-E |
太陽光発電について 地球温暖化が叫ばれ再生エネルギーやクリーンエネルギーの旗手として太陽光発電が注目され特に日本でその設置数 が飛躍的に増加しています 沖縄でもその傾向は同じですが、実は沖縄は日本で最も日照時間が少ない地域です、また日射量の多い沖縄での太陽 光発電はとても有利なように思われますが暑すぎると発電効果が落ちることが分かっていますので本当にメーカー側が言 うような発電量が得られるか疑問に思っています。 政府の後押しもあり現在日本中で太陽光発電の設置が進んでいますが当然寿命が有り寿命が尽きたときそれを一斉廃 棄する時期が来ます。 太陽光発電は有害物質を含んでおりまだ廃棄処理方法が確立していません。廃棄時期はまだ先なので将来処理方法が 見つかるだろうと考えているようですが原発の核燃料と一緒かもしれませんね〜。 いずれにしよ、家電と同じで設置者が廃棄費用を負担することになるのは間違いありません。特に離島では輸送費もかか りますしどうなるんでしょう? 太陽光発電は本当に環境に優しいか? というニュースが載っています。興味のある方は下のアドレスをクリックしてください。 http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/9939/ |
錆び付いて利用されなくなった太陽熱温水器 |
太陽熱温水器は通常、集熱パネルと貯湯タンクからなりますが左写真の温水器は貯湯タンクが錆び付いて使えないそうですが撤去費用もかかるので放置しているそうです。 |
住環境計画研究所の資料によると世界の住宅のエネルギー消費割合は上図のようになっているそうです。 この図を見るとアメリカは日本の約2倍のエネルギーを消費しています。 それに比べ日本はなんと省エネの国でしょうか。 日本人はもともと「もったいない」精神の根付いている国民ですからエネルギーの使い方もつつましいということでしょうか。 上図を見るとイギリス、フランス、ドイツでは冷房エネルギーが0ですが、確かに私がイギリスに住んでいた頃も一般家庭ではクーラーなんてものはありませんでした。イギリスの夏は非常に短いので当然といえば当然ですね。 暖房について言えば、イギリスでの家庭では電気温水器が設置されており温水によるセントラルヒーティングが一般的でしたので、暖房にかかるエネルギーの使用量がかなり多いのも当然と言えますね。 ちなみに、私が訪ねたフランスの家では温風によるセントラルヒーティングでした。
下図の二つの図は前真之著「エコハウスのうそ」という本の中で日本の住宅ではどのくらいの割合でエネルギーが消費されているかイメージと実際の割合を比較した図です。 上図二つの図を見てみるとイメージと実際ではかなり違っていることがわかります。 イメージ(全国)だと暖房と冷房で約8割を占めていますが実際のそれは約3割となっており逆に給湯や照明・家電で約7割を占めています。 上図(実際)を見ると住宅で省エネをするには、エネルギー省費の約7割を占める給湯と照明・家電の消費エネルギーを減らさなければいけない事が見えてきます。 照明や家電の省エネについては、機器はメーカーに任せるしかありませんが、まめに照明を消す、照明器具をLEDにする、待機消費電力を減らす等が考えられます。 さて、沖縄の住宅の消費エネルギー割合について「エコハウスのうそ」には残念ながら記載されていませんので調べてみました。 建築研究所による過去の調査データに基づく推計値(2010年9月)によると下図のようになっています。 この図を見ると沖縄は蒸暑地域ですので他府県と比べて冷房にかかるエネルギーの割合が突出していますが、意外にも給湯にかかる割合はそう大差ありません。 このことから、沖縄での省エネを考えるには冷房と給湯エネルギーを減らす必要があります。 冷房エネルギーを減らすには、まず建物の断熱性を上げることです。 それにより、より少ないエネルギーで室内を冷やすことができます。 給湯エネルギーを減らすには、自然エネルギーを利用した太陽熱温水器が一番良い方法ですが、 [太陽熱温水器について]でも書いたように気候条件の悪さからなかなか普及していません。 そこで、建物の断熱性の向上と、給湯エネルギーを減らすため、沖縄の鉄筋コンクリート造に特化した【コンクリート蓄熱型温水システム】を考案し現在特許出願中です。 【コンクリート蓄熱型温水システム】は沖縄の厳しい気候に左右されることがなく、またローテクであるがゆえ故障することもなくなく建物が存在する間使えるシステムです。 【コンクリート蓄熱型温水システム】については別に記述したいと思います。 |
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