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久松幼稚園


この幼稚園は教室が2クラスで将来増築できるようにとの条件でした。

教室は建物の南側の左右に配し、夏には教室南面に設けた開口部から風を取り込むようにし、また将来増築の際は中央遊戯室の壁に出入口を設け左右の教室に囲まれたデッキを廊下とし教室を南側に増築できるプランとしました。

また、最近は不審者が学校へ出入りすることがあり不審者が侵入した際、園児たちがすぐに避難できるよう左右前後に掃き出し窓を設けました。

この幼稚園の設計を手がける際ほかの幼稚園を訪ねてみました。
各教室は光を取り入れるよう外側に配置されているためそうでもないが、教室に囲まれた遊戯室は意外と暗く昼間でも照明をつけていました。

昼間から照明器具に頼らなければならないなんてもったいないと思い中央遊戯室には自然光をふんだんに取り込めるようトップライトを設けることを考えました。

ただ沖縄は日差しが強く直接屋根にトップライト設け直射光を取り込むとその下はとても暑くなるため遊戯室上部の壁を円形とし全方位から自然光を取り込めるようなサイドトップライトとしました。



南面外観

中央丈夫に見えるのが遊戯室に光を取り入れるため設けた円形ドーム。





玄関入口から中央遊戯室の眺め。





玄関

玄関脇に園児たちのレインコートを掛けられるようなコーナーを設けました。





玄関

最近は学校に出入りする不審者もおり玄関右奥には職員室を設け人の出入りを監視できるようなプランとしました。





廊下

廊下は幅を広くとり奥の遊戯室からも人の出入りがわかるようにしました。





遊戯室天井

建物中央に配した遊戯室が暗くならないようトップライトを設けました。





遊戯室トップライト全景

トップライトからの光を全体に行き渡らせるためルーバーで拡散するようにしました。





教室1

教室は遊戯室と一体感があるよう仕切りは設けずオープンにしました。





教室2





園児用トイレ






園児用トイレ

園児用トイレにはお漏らしした園児用に小児用シャワーユニットを設けました。